二回目を受験したのは2022年度でした。
この年から初めて年に二度の試験になり制度が変わりました。
上期は毎年恒例8月下旬。下期は3月下旬に行われます。
高校三年の夏から勉強をはじめて2年かかってようやく2科目合格できたんですからとてもうれしいし、何よりも合格に近づいているというう実感がとてもうれしかったです。そんな安心感から1か月くらい勉強をさぼりました。
ー10月ー
ようやく重い腰を上げて勉強を始めたのですが機械は参考書すら開けたことがなかったので全くわからないし、機械と聞くだけで怖気ずくような感覚がありました。
参考書を開くのが怖かったです。
そんなこと言ってられないので理論電力と同じ戦法で、簡単な例題と練習問題から慣らしていきました。
一か月くらい続けて機械の内容に慣れてきました。
それでも誘導機、同期機の分野は苦手でした。
問題解けた実感が欲しかったので照明の分野から入っていきました。
問題解きやすそうだったので。
その次に化学式や電動機の分野をやってから重要な誘導機や同期機
法規はB問題の計算問題は得点源なので絶対に解けるように、計算だけを練習しました。A問題は丸暗記なので専用のスマホアプリで何週も繰り返し問題を解きました。
ー2月ー
電験上期を受験したときのような自身は全然無かったです。
模擬試験をやっても4,50点止まりなので
不安しかなかったです。それでも合格するしかないのでとにかく問題を解きました。
ー3月ー
試験会場はいつもと違う場所でした。落ち着かなかったです。
理論電力科目は合格しているので、昼からの機械科目だけに間に合えばよかったのですが、不安で勉強したかったので8時半から会場の駐車場で待って自主勉強室で試験まで復習してました。
試験本番になると結構疲れてました。
朝早くから張り切りすぎましたもう少しゆったりしてもよかったかなと思いました。
案の定機械55点、法規51点。
かなり落ち込みました。55点はかなり落ち込みました。
再開は次の週からでした。
まず勉強するんじゃなくて一人作戦会議をしました。
勉強のやり方、勉強をやる時間たい、勉強をやる場所、休憩方法、休憩から勉強へ復帰する時間などなど
気持ち面では
・あとたった2科目やんと自分に言い聞かせる。
・この2科目を失えば機会損失やでと言い聞かせる。
長引かせる=それに仕えた時間を失うこと
※機会損失 それをするということは、そのほかのことはできないわけで、それをやる機会を失っているということらしいです。
例えば、
ゲームしたいけど勉強しないといけないという状況で、結果的に勉強したとします。
でも試験の結果不合格でした。
また勉強しないといけなくなる。
本来ほかに仕えたはずの時間を失ってしまう的な意味合いですかね。
結果論になるけど結果が合格でなければ意味がないし55点でも不合格だから合格するしかない。
東京グルールに登場するこのセリフ
「この世のすべての不利益はすべて当人の能力不足で説明がつく」
を本気で信じて次の試験日まで勉強してました。
ー4月ー
社会人3年目になりました。
2人目の後輩ができました。
このころになると過去問もお覚え始めてしまうところですが、
自分に厳しく、解説の内容を理解して説明できるレベルまで読みました。
ー8月ー
試験本番去年と同じような感覚でした。早く問題を解きたいと、わくわくしてました。
試験開始になってパラパラ全体の問題をなんとなく把握してるとき勝利を確信しました。問題解けすぎて手が震えるんですよ。
こんな体験したことありますか!?
試験結果は機械95点、法規はぎりぎり63点でした。
2023年度上期試験であまりうれしくなかった点があるとすれば、機械の問題は過去問がそのまま出題されてたことです。
応用問題を自分なりに考えて、パチリと選択肢と一致するときの喜びを味わえなかったことが悔やまれます。
合格は合格なんで文句はないです。ほぼほぼ丸暗記でした。
4年間の格闘の末ようやく電験3種をもぎ取ることができました。
よく頑張ったぞ自分よ!
~勉強で心折れてる方へ~
がんばれだなんて無責任なことは言えないけど勉強すれば受かります。絶対!
私は、2年連続4科目落ちでかなり萎えました。
それから毎日勉強からapexへ逃げる自分との格闘でした。勉強しないといけないと思いながらやるゲームは背徳感があるとか言いながら結局楽しくなかったです。
勉強を理由に飲み会も断りました。ほんとはめっちゃ行きたかったです。
それでも勉強何とか続けようとした結果、合格できました。
2023年から年間2回受験できるようになりました。1科目全力投球したら2年で受かります。
1回で大量に勉強するとその反動で勉強1週間はやらなくなります。確実に。
毎日5分10分が大切です。気長に、ぼちぼち勉強してください。
東京グールのカネキ君みたいに追い込まなくていいですが、それぐらいの覚悟を持つことの大切さに気付かされます。
電験に挑戦したことは、今の自信につながってます。
受験したら必ず合格してくださいね。
おわり!!